knowledgeレンズの基礎知識

コンタクトレンズはデリケートな瞳の上に直接のせて使用します。
目の安全を守るために、まずはコンタクトレンズとは
どういったものかを理解しましょう。

ABOUT CONTACT LENSコンタクトレンズとは

コンタクトレンズ購入の際には、必ず眼科医の検査・処方を受けるようにしましょう。また、少しでも「おかしいな」と思ったらすぐに眼科医に相談してください。

自覚症状を感じた時にはすでに症状が進行している場合もありますので、異常を感じなくても、定期的に眼科医の検査を受ける習慣をつけて、トラブルを防ぎましょう。

コンタクトレンズの素材は何からできてるの?

コンタクトレンズの素材は
何からできてるの?

ハード・ソフトともに合成樹脂( プラスチック) で出来ています。私たちの身のまわりにあるプラスチックとは違い、とても透明性の高いプラスチックでできています。ハードコンタクトレンズは、酵素を透過させるためにシリコンやフッ素を含んでいます。ソフトコンタクトレンズは、水を含む性質をもったプラスチックでできています。角膜にうまく沿うように小さなお椀のような形をしています。


コンタクトレンズはなぜ目から落ちないの?

コンタクトレンズは
なぜ目から落ちないの?

角膜表面の薄い涙の層とレンズの間に表面張力が働きます。そのため、自然の状態でレンズが落ちるということはありません。


DIFFERENCEコンタクトレンズとメガネの違い

コンタクトレンズ

コンタクトレンズ

メリット

メガネと比べ視野が広くなります。

汗や湯気でくもることもありません。

デメリット

正しく使用しないと目の病気になることがあります。

レンズやケースを洗ったり、お手入れが面倒です。

メガネ

メガネ

メリット

メガネが原因で目の病気にはなりません。

かけたり、はずしたり、お手入れも楽です。

デメリット

コンタクトレンより視野が狭いです。

汗や湯気でくもってしまいます。


OXYGEN酸素の必要性

酸素の必要性

角膜(黒目)には血管がなく、空気中から酸素を取り込んで呼吸しています。コンタクトレンズをはめると、角膜にフタをすることになり、呼吸を妨げます。特に酸素を通す量が少ないコンタクトを長時間使用すると、目の抵抗力が下がり、病気にかかりやすくなったり、細胞が死滅し、将来白内障などの手術ができなくなる危険性があります。当店ではなるべく酸素をよく通すコンタクトをおすすめしております。

酸素を通す量の比較

ハードレンズ メニコンZ 何もはめていないときの95%以上の酸素を通します。
ソフトレンズ メニコンプレミオ 何もはめていないときの95%以上の酸素を通します。
2Wアキュビュー 何もはめていないときの70%以上の酸素を通します。

消耗による交換の必要性

酸素をよく通す高品質なコンタクトでも、キズがついたり、汚れがたまると酸素を通す量は減り、品質が低下します。 目の安全性を確保するためには定期的な交換で品質を維持する必要があります。

POINT安全に使用するためのポイント

01装用時間を正しくお守りください

装用時間には個人差があります。 眼科医の指示に従ってご使用ください。

02取扱方法を守り正しくご使用ください

レンズやケア用品は常に清潔に、正しい取扱方法を守ってください。

03定期検査は必ず受けてください

目やレンズに傷がついていることもあるので、定期検診を必ず受けてください。

04少しでも異常を感じたら検査を

メヤニや充血、違和感など、少しでも異常を感じたらすぐに眼科医にご相談ください。